こんにちは、ディックです。
我が家はパナソニックホームズで家を建て、外構は近所の外構屋さんに頼みました。
ただ、庭としては未完でこれから時間をかけて完成させていきたいと思っています。
今回はDIYで天然芝を張りましたのでそれを記事にしたいと思います。
天然芝を採用した理由
一般的に人に話すと『管理が大変だよ』というセリフで返される天然芝ですが、
我が家は下記の理由で採用を決めました。
①天然芝の柔らかさを感じたかった
②道路側に張りたかったため、天然芝の方がリアルで良いと思った
③人工芝より長持ち
④もともと動植物が好き
⑤大変でも経験して判断したかった
というのが主な理由です。
家づくりと同じくらい芝づくりにも興味があったんですね~。
天然芝TM9とは
我が家はTM9という天然芝を張りました。
このTM9という芝ですが、あのトヨタ自動車が開発した芝とのことです。
高麗芝という日本の芝の改良品種とのことで伸びが遅く、
芝刈りの回数が少なくてすむのがメリットです。
お値段の方は通常の高麗芝の2倍~3倍もするのですが、まぁ一生もの?だし・・・
という事でTM9を採用することにしました。
ちなみにこのTM9、最近ではホームセンターで購入可能なようですが、
店頭での管理が難しいため3~5月くらいしか店頭に無いようです。
ディックは7月末に購入したため取り寄せで購入致しました。
近所で売られていない場合は楽天にて購入できます。
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夏場はクール宅急便で来るらしく、ホームセンターで買うより新鮮で青々した芝を購入できます。
天然芝に適した条件
天然芝は生き物なので適した条件があります。
色々とリサーチした結果ですと・・・
①水はけが良いこと
②日当たりが良いこと
③張り始めるのは梅雨入り前
他にもまだあるようですが、これが重要な3つの要素らしいです。
この3つの項目に対して我が家を確認してみました。
我が家の土地詳細
①水はけ
芝が水に浸かってしまうのは良くありません。
また、水はけが良い土の方が根も伸びやすいので葉が元気になる傾向があるようです。
ディック家の水はけと言いますと・・・
全くもってよくありません。
我が家の土地はもともと畑でしたが、少し掘ると粘土層が出てきます。
そして家を建てる際に土自体も結構いじってしまったので今となっては表面に粘土丸出しな場所もあります。
②日当たり
これまたあまり良くありません。
張ろうとしているのが北側の方角に位置しています。
8月で陽が当たっているのが日の出(5時)~11時くらいまででしょうか。
色々と調べると5時間くらいは日当たりが必要とのことで、まあ夏に限ってはクリアしている
といったところでしょうか。これって大丈夫なんでしょうかね・・・
③張りはじめ
我が家は外構完成が結局遅く、梅雨明け後(8月初)からの芝張りとなりました。
なんでも根が張るまでが大変で、水やりは土が濡れるまで1日2回、
沢山やらなければいけないそうです。
梅雨入り中は雨が沢山降りますのでそれを利用すれば水やりレスで簡単!
という戦法らしいです。
逆に梅雨明け後は雨が降りませんし、夏本番で芝も土も乾きやすいので大変
ということらしいです。
私の条件だと一般的には
粘土・水はけ → 土壌改善してください
日当たり → どうしょもない
張りはじめ8月 → 来年どうぞ
となるのかもしれません・・・。
実際に某知恵袋の方でもこのような回答が沢山。
しかし、ディックはこのまま挑戦することにしました。
何事も検証、身をもっての体験が血肉になるのです。
このようにディックはお手本のような芝張りをする訳では無く、
実践的に芝張りを行いますので同じような境遇の方の参考になればとも思います。
手順紹介
それでは手順です。
①雑草や石を取り除く
②芝を張る面をなだらかにする
③芝を張る
④水やりをする
の順番で進めていきます。
①雑草や石を取りのぞく
ディック家の初期状態です。
このように雑草がいっぱい・・・。稜線も曲がっています。
梅雨後ということもあり、雑草が伸びたい放題になっていました。
これを一旦全部抜きます。
石も目立つ大きさのは全部どけます。
②芝を張る面をなだらかに
地面が凸凹してるとあとあと結構目立ちますので出っ張ってるところは削り、凹んでいるところは土を足します。
見た目で直したり、ホームセンターで木の板を買って来て当てがってなだらかか確認したりしました。
これが結構時間かかりましたね。
粘土質なので乾くと固まって削るのが大変でした・・・。
改良後はこちらです。
だいぶスッキリしました。
水はけは良くありませんが、斜面なのでなんとかなるかも!
という淡い期待を抱いております。
③芝を張る
ここまで準備してから芝を張ります。
肥料は最初は要らないそうです。根は出荷時点でカットされていますからね。
①~②の工程は芝を購入する前に終わらせておくことをおススメします。
結構大変でしたので・・・。
芝の貼り方はベタ張り、目地張り、市松張りの3種類あります。
メリットデメリットは芝が完成する時期とお金です。
ベタ張りは必要な芝の量が多く、高コストだが、完成が早い。
逆に市松張りは低コストだが、完成が遅いです。
その中間が目地張りです。
ディックは目地張りを選択しましたが、ベタ張りをすれば良かったと後々後悔することに・・・
張ると言っても並べて置いていくだけです。
隙間には目土を入れます。購入した目土はこちらです。
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ディックの場合、斜面に張りましたのでずり落ちないように竹串を指して固定しました。
張るときは十字路では無く、少しずらしてT字路になるように張ると良いそうです。
※砂が流れやすくなるのを防止するためだそうです。
さあ完了しました。
先駆者の方々の情報では目砂を芝に掛けるとか芝を踏んで土に馴染ませるなどの記載もありましたが
我が家ではやりませんでした。
これで芝張りは終わりです。あとは育てていくだけとなりました。
管理方法
8月の芝張りということもあり、根が張るまではしっかりと濡らしてあげることが大事です。
朝晩2回、土が濡れるまで水を掛けます。
ここで後悔ポイントが発生
そう目地張りです。
我が家は斜面に張ったため目地に入れた目土が散水で流れてきます。
流れた土は下流の芝の下に潜りこんだりしてます。
なんか、せっかく整地したのに凸凹しそうな雰囲気です。。。。
斜面に張る場合はベタ張りをおススメします。
幸い、雨が全く降りませんでしたが、大雨だと全部流れてしまうかも。
竹串も沢山刺して土が芝の下に入り込むスペースないようにした方が良かったですね。
芝張り1か月後
芝張りから1か月経ちました。
根もしっかり張り、引っ張っても抜けません。
とりあえず、第1関門クリアのようです。
但し、端は枯れてますね。
端っこは乾きやすいんでしょうね・・・
ホースからも遠かったので水のかかりが弱かったのでしょう。
後は生き延びた芝の目地が埋まるように育てていきたいと思います。
また、今回の芝張りの費用ですが、約23m2で3万円を少し超えるくらいの金額でした。
外構屋さんの見積ですと倍以上となっていましたのでそこそこの効果を出すことができました。
大変疲れましたが、自分の力で庭を造る楽しさを感じることができました!
いかがでしたでしょうか?
今回の天然芝の進捗は引き続きレポートしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。